賃貸契約時の初期費用!支払うタイミングはいつ?
一般的に初期費用を支払うタイミングは賃貸契約後です。
支払い方法は現金、銀行振込が一般的です。入居審査後の1週間~10日程度が支払期限になっている場合が多いですが、入居審査を通過し重要事項の説明を受けた後に、不動産会社によっては初期費用の一部を手付金(家賃1ヶ月分程度)という形で先に求められるケースがあります。
この手付金が「やっぱりキャンセルしたい」と思った時に返金されるかどうか確認しておきましょう。
新生活にはお金がかかるものです。
賃貸契約にかかる費用や引越し代金、インテリアや家具・家電製品購入費、
新生活に必要なものを揃えるための費用など、なるべく費用は抑えたいところです。
意外と知らない初期費用!安く抑えるポイントを知って、新生活をスタートさせましょう。
入学や就職、転勤などで引っ越しをする人が増える時期があります。
その繁忙期といわれる時期が1月〜3月、8月〜9月とされています。
そのうちの土・日・祝日が需要が高く料金も上がります。
次に前後の月曜日と金曜日、それ以外の火曜日、水曜日、木曜日の順で安くなります。
一人暮らしの引っ越し費用の平均は3万円〜4万円、荷物が多い人で5万円〜6万円程かかります。
時期や日にち・曜日を調整できる人は、安い条件でできる時期を選びましょう。
通常、各1〜2ヶ月分かかる敷金・礼金がかからないゼロゼロ物件や一定期間の家賃が無料の
フリーレント物件を選べば初期費用は大きく抑えられます。
ゼロゼロ物件の場合、礼金をゼロにすることは可能でも、
敷金分を家賃やクリーニング代として上乗せ請求されるケースもあります。
契約前に必ず確認しましょう。
フリーレント物件は、通常1ヶ月程度の家賃が無料となるため一見お得ですが、
短期入居の方にはお勧めできません。
一定期間内に解約した場合、違約金が発生して家賃を支払う条件の場合があります。
短期入居希望の方は期間などをしっかり確認してから契約しましょう。
初期費用のメインは家賃そのものです。家賃を下げてもらうよう交渉するという手もあります。
大家さんにとって空室が続き家賃収入が減ることは困る為、
立地や条件面で劣っている物件の場合、交渉次第で家賃を下げてでも貸してくれる場合が
あります。もちろん立地も良く、人気エリアですと交渉はほとんど出来ませんが、試しに
聞いてみることをおすすめします。
また、初期費用の中で交渉しやすいものが礼金です。
「家賃を下げてくれたら契約します」「礼金を無料にしてくれたらすぐ入居します」などの
交渉次第で初期費用が抑えられる可能性があります。
不動産会社への仲介手数料に関しても、閑散期や物件の条件次第で交渉できる場合があります。
冷蔵庫や洗濯機・電子レンジ・エアコン・テレビといった家電やベッド、テーブルなどの家具がセットになっている物件があり、家具家電の購入額分が抑えられます。
しかし、通常よりも家賃が高めに設定されていることが多く、
長期間住む予定の人は総額で考えると、高くなってしまう可能性があります。
すぐに引っ越さなければならない・手元資金が足りないという方には、
お金が貯まるまでひとまず家具付物件に住むという手もあります。
賃貸物件を探す際に、家賃だけをみて物件を探す方が多いと思いますが
初期費用は、一般的に家賃の約4~6ヶ月分程度かかると言われており、それに加えて
引っ越し費用や家具・家電購入費用が必要となる場合もあります。
そのため、予定費用より大幅に膨らむ事もある為、
まずは大体の家賃相場や初期費用などを想定し、探すことをお薦めします。
一般的な初期費用は敷金や礼金、前家賃や火災保険料などがあり、おおよそ家賃の4~6ヵ月分かかると言われています。
そこで、一般的な初期費用・家賃7万円の場合でシミュレーションしてみました。
※上記はあくまでも目安の金額です。
※上記費用の他に、お部屋の消臭・消毒代、害虫駆除費用などが物件により加算される場合もあります。
不動産会社の仲介業務(売買や賃貸)に対して不動産会社に支払う手数料のことです。
一般的な不動産会社は家賃1ヶ月分の仲介手数料をお客様から頂くことが多いです。ここで注意したい点が、紹介されても契約が成立しなかった場合は支払う必要がないという点です。
契約の無効やキャンセルの時も仲介手数料は請求できませんが、契約をしていなくても仲介手数料を求められることがありますので注意が必要です。
賃貸契約の際には、ほとんどの物件で火災保険への加入が求められます。
一般的に2年毎に契約の更新が必要となります。更新の際には、2年分の保険料(15,000~20,000円程度)を支払います。
退去時の原状回復費用(部屋のクリーニングや修理費に使われるお金)の事で、相場は家賃の1〜2か月分です。
退去時に未納家賃が無ければ、原状回復にかかった費用が引かれて返ってきます。
お部屋をきれいに使えば、それだけ戻ってくる金額も大きくなります。
京都を除く関西や福岡で賃貸物件を探した際に、敷金ではなく敷引(しきびき)という言葉を目にする機会があるかもしれません。
敷引は敷金のうち、戻らない金額を予め決められている事が多いので、慣習の違いに戸惑いを感じるかもしれません。
賃貸借契約時に大家さんに対してお礼として支払うお金です。大家さんとの交渉次第で礼金がゼロになる可能性もあります。
しかし礼金を0円にする代わりに、ある一定期間内に退去すると退去時に違約金が発生する場合があります。
また、最近では礼金なしという物件も増えてきています。
賃貸物件を借りる際、家賃保証会社を利用する場合に支払う費用のことです。
保証会社とは、入居者の家賃を保証する会社のことで賃貸物件を借りる際には連帯保証人を立てるよう、大家さんや管理会社から求められるのが一般的です。
連帯保証人を立てるのが難しい場合に、保証人の代わりになってくれるのが保証会社です。連帯保証人はすべて保証会社を利用することを契約の条件にしている場合もあります。
賃貸契約の際に、あらかじめ翌月の家賃を支払うことです。
契約した賃貸物件の家賃の1ヶ月分が一般的に前家賃となります。月の途中から入居する場合は、前家賃にプラスして日割家賃を支払う必要があります。
以前の入居者が使用していた鍵から、新しい入居者用に鍵を取り替えることで発生する費用のことです。
費用は鍵によって異なりますが、15,000~20,000円程度が多いです。
一般的に初期費用を支払うタイミングは賃貸契約後です。
支払い方法は現金、銀行振込が一般的です。入居審査後の1週間~10日程度が支払期限になっている場合が多いですが、入居審査を通過し重要事項の説明を受けた後に、不動産会社によっては初期費用の一部を手付金(家賃1ヶ月分程度)という形で先に求められるケースがあります。
この手付金が「やっぱりキャンセルしたい」と思った時に返金されるかどうか確認しておきましょう。